
エックスサーバーでWordPressブログを開設したけど、SSL化はどのようにすれば良いの?
そもそもSSL化って何?
こんなお悩みを解決していきます。
SSL化は簡単に言うと、セキュリティ設定です。
サイトを安全に運営するために必須なので、必ず設定しましょう。
今回は xserver(エックスサーバー)でWordPress(ワードプレス)をSSL化設定する方法を、画像を使ってわかりやすく解説していきます。
この記事を読めば、SSL化について理解できて、ブログ運営が安全に行えますよ。
contents
SSL化とは
SSLは「Secure Sockets Layer」の略で、インターネット上のデータ通信を暗号化し、サイトの安全性を高めるものです。
データ通信が暗号化されるので、悪意ある第三者が情報を盗聴したり書き換えたりすることができなくなります。
SSLによる主なセキュリティ効果は下記の3つです。
・盗聴防止(個人情報流出防止)
・データの改ざん防止
・なりすまし防止
難しそうに聞こえますが、SSL化の作業は簡単にできます。
SSL化は「http:」→「https:」にする作業
それでは、エックスサーバーでWordPressをSSL化する方法を解説していきます。
エックスサーバーでのSSL化の設定方法
SSL化の設定方法は下記の3つの手順で簡単にできます。
5分くらいあればできますよ。
手順①:エックスサーバーでSSL設定を行う
手順②:WordPressでSSL設定を行う
手順③:.htaccessでリダイレクト設定を行う
1つずつ解説していきます。
手順①:エックスサーバーでSSL設定を行う
まずエックスサーバーの「サーバーパネル」にアクセスします。
サーバーIDとパスワードを入力して、ログインをクリックします。
サーバーパネル画面が開きます。
「SSL設定」をクリックします。
SSL化したいドメイン名の「選択する」をクリックします。
「独自SSL設定追加」をクリックして、SSL設定するドメインを選択します。
「確認画面へ進む」をクリックします。
「追加する」をクリックします。
※SSL設定が「反映待ち」と表示されている間はしばらく待ちます。最大1時間程度かかります。
これでエックスサーバーのSSL化設定は完了です。
手順②:WordPressでSSL設定を行う
次にWordPressでSSL設定を行っていきます。
WordPressの管理画面を開きます。
「設定」→「一般」をクリックします。
「WordPressアドレス(URL)」、「サイトアドレス(URL)」を「http://~」から「https://~」に変更します。
httpの後ろに「s」を付け加えるだけで大丈夫です。
「変更を保存」をクリックします。
いったんログアウトされるので、再度ログインして下さい。
ログインをして、管理画面のアドレスがhttpsになっていることが確認できたら完了です。
手順③:.htaccessでリダイレクト設定を行う
最後に.htaccessを編集して、リダイレクト設定を行っていきます。
現状の設定だけでは、まだ「http」と「https」のURL両方にアクセスすることができる状態です。
「http」でリクエストされた通信を「https」として通信させる設定を行っていきます。
再度、エックスサーバーの「サーバーパネル」にアクセスします。
「.htaccess編集」をクリックします。
SSL化したいドメインの「選択する」をクリックします。
「.htaccess編集」をクリックします。
この文字列は、必ずコピーしてどこかに保存しておいて下さい
次に下記のコードをすべてコピーして下さい。
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R,L]
</IfModule>
「.htaccess」コードの一番上に、先程コピーしたコードを貼り付けをします。
貼り付けができたら、「確認画面へ進む」をクリックして、最後に『実行する』をクリックします。
これでリダイレクトの設定は終わりです。
お疲れ様でした。
SSL化をしてサイトを安全に運営しよう
今回はエックスサーバーでWordPressをSSL化設定する方法を解説しました。
安全なサイト運営を行うためにも、最初からSSL化をしておくとこが大切です。
SSL化の他にも、最初にやっておくべき初期設定がいくつかあります。
まだ初期設定を行っていない方は、下記の記事を参考にして初期設定を終わらせて下さいね。
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【初心者向け】WordPressの初期設定6選+αを分かりやすく解説
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